ウルトラマンと地球人との絆とは

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名言

シン・ウルトラマンで一番もったいないなと思ったのは、「ウルトラマン(神永)と禍特対とのチームプレイがあんまりなかった」ことだと思います。
書きたい事をぎっちぎちに詰め込んだ結果、省略せざるを得なかった部分なんでしょうけど、省略された結果「なんでいまいちあの名言が活きてなかったのか」とかひいては「なんでトリガーがもったいないと思ったのか」が、何となく解った気がします。

ウルトラシリーズにおいて、異星人であるウルトラマン(一部異星人と言いにくいのもいるけど)と地球人(防衛チームなど)が仲良くなっていく過程は、欠かせない要素なんだと。

旧ウルトラマンでは、ウルトラマンはハヤタと融合して地球のために戦っていきます。
当然それは1~2日でできるもんではないわけで、「ウルトラ作戦第一号」から「さらばウルトラマン」まで長い付き合いになるわけです。
そんな中ウルトラマンは、ハヤタという視点から地球人とはどういう生き物なのか、どんな感情を持つ存在なのかを知っていった。

いい部分も悪い部分も見ていったからこそ、「地球に残りたい。それが無理なら自分の命をハヤタに上げて去りたい」「そんなに地球人が好きになったのか」となっていったんだと思います。

これ以降もウルトラ戦士たちは地球人の形を借りつつ、戦いながらも地球人と仲良くなっていきます。

ガッツセレクト

ウルトラマントリガーは色々言われてる作品ですが、個人的には「もっと話数があればよかったのに」と思った作品でした。

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悪くないんだけど、物足りない、もったいない。それがトリガーの評価でした。
何故か。今回のシン・ウルトラマンで何となく解った気がします。
マナカ・ケンゴとガッツセレクトの隊員との繋がりが、薄かったからなんですね。
ユナやアキト、イグニスとの繋がり(絆)はちゃんと書かれていたのですが、それ以外の隊員との繋がりはあまり書かれていなかった故に、何か物足りなさを感じてたんじゃないかと。
映画だと知らないうちに仲良くなってたから、色々省略された分もどこかで消化されるといいのにな。

 

7月からデッカーが始まりますが、ちゃんと地球人たちとウルトラ戦士との絆が描かれるといいですね。
それでは~