ここ最近は「この時間帯なら11時ごろには終わるだろ」と思ってDQ10日課やってるんですけど、たまに別ページ見てたり野良でひどいのを引くと12時になっても終わらない悲惨な目に合います。
中にはルファイを禿げさせたいのかと突っ込みたいようなひでぇ輩も……
話を戻します。
映画上映されてからあちこちで、すげえ素晴らしい最高だ庵野やりやがったな庵野エヴァ最終作まだーと大好評だったシン・ゴジラ。
1年経った昨日、ようやく見ることが出来ました。ただし、途中から。
うん、気づいたのは10時ちょい前ぐらいだったんですよ。
というわけで見れたのは第四形態登場ぐらいから。
それでもすごい!と思った部分を3つほど上げます。
・熱線発射からの大惨事、そしてゴジラ
やはりゴジラと言えば熱線。そして都市破壊。
……なんつーお約束を、あれだけ恐ろしく、神々しく仕上げてきやがりました。
ゴジラの影響で都市一帯の停電から始まる「何か」、攻撃する戦闘機を迎撃する背びれからの光線、吐くのをこらえるようにうずくまりそして超火力の熱線発射。
そして大惨事。
地面はあっという間に炎で燃え上がり(さらっと地下鉄入り口も映ってたはず)、流れるようにビルにも熱線が飛び、溶けるように崩れていく。
全てが爆発と炎の中、たたずむゴジラ。
いくつか過去作見てる自分も「やりすぎだろぉ!?」と言いたくなるほどのえげつなさ。でも、たたずむゴジラの凄さはかなりのもの。
「どんだけ死者が出たんだ」という恐怖もあったんだけど、同じくらい「ああ、これでこそゴジラだわ」という迫力と神々しさ。
カットシーンでは蒸し焼きにされる避難者たちがあったらしいけど、これが入ってたら間違いなくゴジラの凄さよりも恐怖が上だっただろうからいい判断だと思いますね。
・ヤシオリ作戦へと繋げる流れ
後半最大のキモであるヤシオリ作戦。それと同時進行中の核発射準備。
海外はともかく、日本は核を撃ってほしくない。故にヤシオリ作戦を進めるんだけど、1日時間が足りない。(発射準備は2日、血液凝固剤は3日)
そこで下した決断は、「発射準備を待たせるように交渉してもらう」。
これ、すごくいいと思ったんですよ。
普通なら「何とか2日間で完成させろ」ってなりがちだけど、そうはしなかった。臨時内閣も頭を下げて、「1日だけ待ってほしい」と懇願した。
皆できる事を限界ギリギリまでやっている。完全な作戦にするために、全力を尽くした。
もしスケジュールを無理に詰めて2日にしてたら、おそらく最悪の展開が待っていたんじゃないですかね。
ヤシオリ作戦の成功は、間違いなくここの「努力」のおかげでしょうね。
・無人在来線爆弾
おそらく観客全員の度肝を抜いたであろうあの武器。
今までやられ役だった「建物」「電車」が、ゴジラに一矢報いた。それも感動なんですけど、自分は「これは現実の日本でも出来そうで、尚且つゴジラに最大級のダメージを与えられる一撃だろうな」と思いましたね。無論コストとかいろいろ問題はあるけれど。
「虚構対現実」のキャッチコピー通り、日本は現実そのものだから今いる怪獣に対する強力な武器を持っていない。
もちろん、「こんなこともあろうかと」で超兵器を出してくれる博士もいない。しかも相手は進化し続けるトンデモ怪獣。
そんな中、「ゴジラをひるませてダウンを取る」という最大の難関に対し、「電車」と「建物」を出した。
電車ならレールさえあれば爆弾を持たせて高スピードで特攻させられるし、建物を上手くゴジラにぶつければダメージは通る。
超兵器はいらない。自分たちの「現実」でも、一時的にゴジラを抑える事は出来る。
よくやってみせたなあと思います。
最後の最後で出たゴジラ第五形態。
人の形をしているのは、ゴジラが人間を観察した結果だという説があります。自分を抑えた存在を観察し、個体ではなく群体としての進化を選んだ。
ラストカットのアレは凝固剤がぎりぎり間に合ったから何とかなったらしいですね。でももし、あれが完全に第五形態となっていたら……?
甘ちゃんな想像ではありますが、「全部の個体が飛んで逃げる」可能性もあったんじゃないかなと。
完全生物扱いされてるとは言え、ゴジラも生物。自身を追い込んだ存在を「危険」と認識して観察、「迂闊に手を出したらやばいのでは」とも感じるのではと思ったんですよねー。
まあ今まで数々の怪獣を叩き潰してきたゴジラらしからぬ可能性ですし、やっぱり人類にやり返してたんでしょうねぇ。やっぱ凍結間に合ってよかった。
登場人物の台詞に「私は好きにした、君らも好きにしろ」とあるので、自分も好き勝手にいろいろ感想と妄想述べてみましたw
おそまつ
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