仮面ライダーアギト20周年を祝う ~千星華とアギト~

こんばんは、千星華です。

昼頃に雪が降ってきて「うわ、積もったらどうしよう」と思ってたのですが、すぐにみぞれ→小止みとなって安心しました。
子供のころだったら「なんだ積もんないのか」と残念がってたんでしょうけどねw
雪って子供と大人で考えることが大きく変わりますね。

今日はトロパズルやメダS、ルイーダと書きたい事がいっぱいあるんですが、

というわけで、アギト20周年のお話。

だいぶ前に書いた記憶がありますが、仮面ライダーアギトは千星華が初めて最初から最後まで見たライダー作品。
なので、一番印象深いライダー作品です。
(はるか昔に自HPで簡単な感想も書いてたぐらいです)

「既に仮面ライダーである男」津上翔一

「仮面ライダーになろうとする男」氷川誠

「仮面ライダーになってしまった男」葦原亮

最初は「G3とギルスって平成のロボライダーとバイオライダー?」なんて適当に考えてたんですが、実際に見たらそれどころではなくそれぞれが主人公として動いていました。
中盤からはアナザーアギトなんてのも出てきて、本当にこの先どうなるんだと思って見てましたね。
前に平成ライダーの基本を築いたのは竜騎と書いたのですが、アギトもまた今までのライダーの概念に真正面からぶつかった作品だったと思います。

アギトの話の中に、「アンノウンの仕業に見せかけて殺人を犯した奴を、刑事が追い詰める」という物があります。
この話ではメインはアギトとアンノウンの戦いではなく、「この殺人は本当にアンノウンの物によるものなのか?」という異質なものです。
(アンノウン自身もその殺人を暗に否定している)
今までなら事件→敵組織の仕業がお約束だったのに、それを大きくひっくり返したこの話、今でもぼんやりながらも印象深く残っています。
ここまでライダーのお約束を大きく外した話は、なかなかなかったですからね。

ところで。
もしアギト未視聴な人が「アギトを1話から見る」と言ったら、何を勧めるか。

千星華は間違いなく「氷川誠を追いかけろ」と言います。

津上翔一も葦原亮もそれぞれ見どころがたくさんある素晴らしいキャラなのですが、1話からずっと通して見てその成長がよく解るのは氷川誠です。
最初はアンノウンを倒すどころか追い詰められていたG3ですが、装備やデータを整え、G3-Xに強化していくことで、徐々にアンノウンを倒せるようになります。
氷川誠自身も翔一たちと出会う事で、様々な経験を得ていき少しずつ成長していきます。

そして最終話。
生身の人間ながらもエルロードを追い詰めるG3-X。エルロードの「何者なのだお前は!?」という問いに対し彼はこう返します。

「ただの……人間だ!!」

仮面ライダーになりたくてもなれない男が、仮面ライダーに近しい存在になった。
1話から追いかけていると、そのセリフの重みと凄さがよく解ると思います。

人と神の物語、仮面ライダーアギト。
名作クウガの次というプレッシャーを乗り越えたこの作品、是非とも見てほしいものです。

……とまあ、真面目な話はさておき!
今日11時にCSMオルタリングが予約開始されたんですが、千星華は悲しいかなスルー一択でした。
高そうなのもありますが、何より置 く 場 所 が な い ! !
悲しい(涙)。
(まあ千星華が本格的に予約できそうな時間には予約終了してたから、どちらにしてもスルーせざるを得ない……)

というわけで。
仮面ライダーアギトも無事に20周年を迎えることができました。
これからも、アギトは千星華にとって1番の仮面ライダーであり続けることでしょう。

それではノシ