無個性主人公の扱いについて

毎年お疲れ様です

こんばんは、千星華です。
今日仕事始めと言う人や今日休みが終わりと言う人で様々ですが、千星華は休みでした。
なのでせっせかシロガネの話を進めていました。
あとモンスターシールな。

さて、今回は去年から書きたいなあと思っていたものになります。

主人公が勝手に動く?

XDiVEのストーリーで引っかかる部分

XDiVEのシナリオは「オリキャラが目立ちすぎている!」など否定的な意見が多めです。
と言うのも、大抵リコ・ヴィア・アイコで話が片付いてしまい、原作キャラがほとんど出ないためです。
また

ドロワイベント
ドロワと同じく1回でOK

彼女らもイベントで消化されてしまったので、知らない人は「いきなり出てきたよく解らん奴ら」という感想になりがちです。
「ハンタープログラムであり、本人ではない」という説明は有れど、正直文句を言いたい気持ちはよく解ります。
そんな中に、気になる感想がありました。

「プレーヤ(主人公)が勝手に動いてしまっている」

なるほど、と思いましたね。

XDiVEの設定はよくある主人公=プレイヤーもののように見えます。
しかし、実際に話が進むと本当にそうか?と思う部分もちらほら見られるのです。

他のゲームにおける「主人公」の動き

主人公=プレイヤーのゲームと言えば何と言ってもDQ。
DQは周りが「ああしよう」「こうしよう」と話を進めるので、主人公は勝手に動きません。

許してくれよな!

ここで「いいえ」を選んでも、「そんなこと言わずに!」と言われる無限ループです。
「はい」を選ばない限り話が進まないため、ある意味これは勝手に動かされているとも言えます。

ですが、カンダタのユーモラスさなどもあり「こいつ悪いけど憎めないな~」と何となく許してしまう……となったりします。
要は「選ばされた」と感じさせない、そんな流れを上手く作っているわけです。

……たまに「はい」を選ばないと話進まないだろと思って「いいえ」を選んだら、話進んでしまって慌てることもありますw
そんな「外し」も混じるからこそ、選択肢を選ぶのが楽しいわけです。

一方、XDiVEはどうでしょうか。

毎年お疲れ様です

2022年のクリスマス。
ヴァジュリーラとともに“役割”があったらしいのですが、内容よりも問題なのが

プレーヤがその役割を与えていた

という事です。
(正確には戦闘中にプレゼントを渡し、ヴァジュリーラがそれをリコに贈った)
プレイヤーはただステージを進めていたと思っていたのに、知らないうちに勝手にそう行動していたと決められていたのです。

プレーヤ≠プレイヤー??

周りが「こうしよう」と指針を示すのではなく、周りが「もうこうしていたよ」と告げてくる。
上の「勝手に動いている」というのは、これを指しているのだと思われます。
確かにこれでは、主人公=プレイヤーとして感情移入しにくくなります。

……ですが、これを書いてる時、疑問が一つ浮かびました。

「プレーヤ」とは、何なんでしょうか?

リコは常に「プレイヤー」ではなく「プレーヤ」と呼んできます。
声にすると「プレイヤー」なのであまり違和感がないのですが、文字にすると謎です。

2年以上「プレーヤ」と書いている以上、誤字とは思えない。
なら、「プレーヤ」というフレーズ自体に何か意味があるのか?

もしかしたら

このロックマンXDiVEは、主人公=プレイヤーではなく、主人公=プレーヤというキャラクターなのではないか?
プレイヤーはプレーヤという主人公を動かしているだけなのではないか?

……当然ですが、この説が当たっているとは思いません。
「テキスト担当がそこらを上手く書けなかった」だけなのかも知れません。
(てか多分そっちが正解だと思う)
まだ話が終わってないので、もうちょい評価は先送りにしようと思います。

それでは~

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